雪国からつづる、摩訶不思議に憂鬱な物語
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書くこと無いので
最近読んだ本
カミュ 「異邦人」
~紹介文より
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作。
「異邦人」というタイトルの通り、常人には理解できない価値観をもつ人が主人公
というかタイトルの和訳がセンスあります
ロード・オブ・ザ・リングとはえらい違いだ
まあ最近はこんなひといくらでもいる気がしますが
1942年という発表年代を考えれば、かなりセンセーショナルな内容だったのでしょう
構成としては第1部と第2部に分かれており、それぞれ
第1部 母の死から、友人の女出入りの関係で殺人をおかしてしまうまで
第2部 逮捕から裁判、死刑宣告まで
となってます
印象的なのは第2部
主人公であるムルソーの独特な価値観を認めず、「常識」の名の下に全員が彼を死刑に追い込んでいくかのような描写が秀逸です
さらに、前出の紹介文には主人公の得意な価値観が列記されてますが、それ以外にも第2部にはこのような価値観も描かれています
(死刑の前に、宗教な司祭が死ぬ前に懺悔しないかと訪ねてきて)
司祭「それではあなたは何の希望ももたず、完全に死んでゆくと考えながら、生きているのですか?」
(中略)
主人公「そうです」と私は答えた。
ここらへんの虚無感は好きです
難点は翻訳された文学作品のため、とにかく読みにくいこと
話的にも退屈な感は否めません
暇なときにどうぞ
ブックオフなら100円で売ってるので
ちなみに、殺人の言い訳
「太陽のせい」
というのは有名な言葉らしいのです
最近読んだ本
カミュ 「異邦人」
~紹介文より
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作。
「異邦人」というタイトルの通り、常人には理解できない価値観をもつ人が主人公
というかタイトルの和訳がセンスあります
ロード・オブ・ザ・リングとはえらい違いだ
まあ最近はこんなひといくらでもいる気がしますが
1942年という発表年代を考えれば、かなりセンセーショナルな内容だったのでしょう
構成としては第1部と第2部に分かれており、それぞれ
第1部 母の死から、友人の女出入りの関係で殺人をおかしてしまうまで
第2部 逮捕から裁判、死刑宣告まで
となってます
印象的なのは第2部
主人公であるムルソーの独特な価値観を認めず、「常識」の名の下に全員が彼を死刑に追い込んでいくかのような描写が秀逸です
さらに、前出の紹介文には主人公の得意な価値観が列記されてますが、それ以外にも第2部にはこのような価値観も描かれています
(死刑の前に、宗教な司祭が死ぬ前に懺悔しないかと訪ねてきて)
司祭「それではあなたは何の希望ももたず、完全に死んでゆくと考えながら、生きているのですか?」
(中略)
主人公「そうです」と私は答えた。
ここらへんの虚無感は好きです
難点は翻訳された文学作品のため、とにかく読みにくいこと
話的にも退屈な感は否めません
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ちなみに、殺人の言い訳
「太陽のせい」
というのは有名な言葉らしいのです
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